私は大学卒業後、大手ドラッグストアに就職しました。ですが、食品や日用品も取り扱っていて業務範囲が幅広いため、どうしても広く浅くなってしまいがち。そしてだんだんと、調剤業務に特化して、患者さんとの信頼関係を深く築いていきたいと考えるように。そこで、ご縁のあったアリーナに転職。アリーナの「患者さまとの近さ」を大切にしているところがいちばんの魅力でした。それとは反対に、ベンチャー的な「発想の大きさ」にも強く惹かれました。
私は小学校から大学まですっと野球部に所属。今でも趣味で草野球を続けています。高校卒業のとき、野球部顧問の先生から、「見えるものから見えないものを感じとる」という意味の言葉が書かれたボールをいただきました。「目に見える処方せんから、医師の見えない意図を感じとる」「目に見える患者さまの表情から、見えない心を察する」。薬剤師の仕事に当てはめるとそういうことです。この言葉は、私のモットーとして今も大切にしています。私も含め、アリーナの社員は、仕事だけではなく、遊びにも一生懸命な人が多い。遊びを通じて得た学びが、薬剤師としての成長にもつながると、みんな理解しているんだと思います。
「患者さんとの近さ」の話をしましたが、アリーナは社員同士の距離もすごく近いんですね。社長一家と先輩一家が、私の実家の鳥取まではるばる遊びに来てくれたり、毎年BBQやキャンプをほかの社員一家とするなど、家族ぐるみのつきあいもたくさん。この距離の近さがあるからこそ、日ごろの業務に関しても、遠慮なく自分の考えを言えるんですね。この「近さ」は、社員同士の結束の「強さ」にもつながっています。また、社長から提案される方針や新しい取り組みなども、社員それぞれの事情や考えを理解・尊重してくれたうえでなされるので、それに対して社員が不満を持つことが、そもそもほとんどありません。こうしたアリーナの環境は、他社を経験してきた私から見ても、特別なことであり、理想的だと心から思います。